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gnuのsh-utils付属のpathchkコマンドのマニュアル。

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pathchk(1)                                             pathchk(1)

名前
       pathchk - ファイル名の可搬性 (portability) をチェックする

書式
       pathchk [-p] [--portability] filename...

       patchk [--help] [--version]

説明
       pathchk は与えられたそれぞれの filename に対して、以下の条
       件のいずれかが真の場合にメッセージを出力する。

       o      filename に含まれるディレクトリに検索 (実行) 権限が
              ない。

       o      filename の長さがファイルシステムで許されている最大
              値よりも大きい。

       o      filename のディレクトリに対応する各部分の長さのどれ
              か がファイルシステムで許されている最大値を越えてい
              る。

       終了ステータスは以下の通り:
       0 全てのファイル名が全てのテストをパスした
       1 それ以外

オプション
       -p, --portability
              ファイル名と各部分の長さのチェックを、ファイルの 置
              か れているファイルシステムに対して行うのではなく、
              POSIX.1 で可搬性を保証している最小値に対して行 う。
              ま たファイル名に可搬性の無い文字セットが含まれてい
              ないかどうかもチェックする。

       --help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了 す
              る。

       --version
              標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意
       プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告して
       ください。ページの更新は  Ragnar  Hojland  Espinosa   が行っています。

GNU Shell Utilities 2.0   18 August 1999               pathchk(1)