Dell Optiplex GXa Solaris 8  x86  6/00

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samba-2.0.7

殆ど必要はないと思うが、Windowsから共有フォルダとしてアクセスできるようにsambaをインストールする。
※後にsamba-2.2.2-ja-1.1の記録あり。

必要なソフトウェア:
samba-2.0.7-ja-2.1.tar.gz
ftp://ftp1.samba.gr.jp/pub/samba-jp/samba-2.0.7-ja/


インストール
opt/src/sambaディレクトリを作成する。
	$ mkdir /opt/src/samba

作成したディレクトリに移る
	$ cd /opt/src/samba

アーカイブををダウンロードする。
	$ wget ftp://ftp1.samba.gr.jp/pub/samba-jp/samba-2.0.7-ja/samba-2.0.7-ja-2.1.tar.gz
	
ダウンロードしたファイルを解凍展開する。
	$ tar xozf samba-2.0.7-ja-2.1.tar.gz

展開したディレクトリ内のsourceディレクトリに移る。
	$ cd /samba-2.0.7-ja-2.1/source
	
Makefile.inを編集する。
	$ vi Makefile.in

以下の部分だけ書き換えて保存する。
	CFLAGS=-02

最適化させる。
	$ ./configure --with-i18n-swat;make |& tee make.log

コンパイルする。
	$ make

SuperUserになる。
	$ su
	password:

インストールする。
	# make install


設 定
以前はsmb.confを手で編集して設定していたそうだが、最近のsambaはブラウザの設定画面
(swat)で設定すると、自動的に/opt/local/samba/lib/smb.confを作ってくれるようになったそうだ。

ブラウザから設定画面を呼び出せるようにする。 

/etc/servicesをviで開く。
	# vi /etc/services

以下の一行を追加する。
	swat	901/tcp		#swat

/etc/inetd.confをviで開く。
	# /etc/inetd.conf

以下の一行を追加する
	swat    stream  tcp     nowait.400      root    /opt/sfw/bin/swat swat

inetdにHUPシグナルを送る。
	# pkill -HUP inetd
	
端末から設定画面を開いてみる。
	http://サーバー名:901
	
パスワードの入力画面が開くので、ユーザー名はroot、パスワードはrootのパスワードを入力。



全体設定(Global)を押し、設定は以下。

==============================================================
コーディングシステム	SJIS
クライアントコードページ	932
ワークグループ		WORKGROUP
netbios名		ns1.domain.com
サーバ文字列		Samba 2.0.7-ja-2.1
インターフェース		192.168.0.150/24

セキュリティ		USER
パスワードを暗号化		Yes
暗号化パスワードに更新	Yes
ゲストアカウント		nobody
許可するホスト		hosts allow = 192.168.0.0/255.255.255.0
拒否するホスト		hosts deny = 0.0.0.0

デバッグレベル		1
OSレベル		20
優先するマスタ		No
ローカルマスタ		Yes
ドメインマスタ		No
winsサーバ		空欄
winsサポート		No
==============================================================


上記入力が済んだら、設定変更ボタンを押す。

共有設定ボタンを押す。

新規共有作成の欄に、you と入力する。

新規共有作成ボタンを押す。



下に現れる各設定項目は以下の通り。

==============================================================
コメント		空欄
パス		/export/home/you
ユーザ名		you
ゲストアカウント	空欄
有効なユーザ	you
管理ユーザ	you
書き込み許可	Yes
ゲスト可		No
許可するホスト	hosts allow = 192.168.0.0/255.255.255.0
拒否するホスト	hosts deny = 0.0.0.0
ブラウズ可	Yes
利用可能		Yes
==============================================================


上記入力が済んだら、設定変更ボタンを押す。

パスワードボタンを押す。



以下のように入力する。

==============================================================
ユーザ名			you
新パスワード		********
新パスワード再入力		*******
==============================================================


上記入力が済んだら、新規ユーザ追加ボタンを押す。




起動設定  本体起動時に自動起動するようにしておく。

/opt/src/samba/samba-2.0.7-ja-2.1/examples/svr4-startup/samba.serverをviで開き、以下の
ように変更する。

/usr/local/samba/bin/smbd -D -s/usr/local/samba/lib/smb.conf
/usr/local/samba/bin/nmbd -D -l/usr/local/samba/var -s/usr/local/samba/lib/smb.conf

上記編集したファイルを/etc/init.d以下にコピーする。
	# cp samba.server /etc/init.d/

コピーした起動スクリプトのシンボリックリンクを/etc/rc2.dに張る。
	# ln -s /etc/init.d/samba.server /etc/rc2.d/S99samba.server

sambaを起動する
	# /etc/init.d/samba.server start



Windowsマシンからアクセスして実験してみる。



swatにTCP Wrapperをかます

swatを/usr/sbin/にコピーする。
	# cp /opt/sfw/bin/swat /usr/sbin/
	
/etc/inetd.confをviで開き、swatの部分を以下のように書き換える。
	swat    stream  tcp     nowait.400      root    /usr/local/sbin/tcpd    swat

	
initdにHUPシグナルを送る。
	# pkill -HUP inetd