Dell Optiplex GXa SolarisTM 9  x86  12/02

OSインストール完了後の各種設定

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1. ユーザーの追加 2. 環境変数の設定(bash) 3. リゾルバの設定 4. nsswitch.confの設定 5. デフォルトゲートウェイの設定 6. 各種ディレクトリの準備 7. デスクトップ (GUI) の無効化 8. suコマンドの制限 9. 不要なサービスとポートの停止
ユーザー(自分)の追加
自分(me)をユーザーとして追加する。
# /usr/sbin/useradd -m -d /export/home/me -s /bin/bash me
meのバスワードを設定する。
# /bin/passwd me New Password:******** Re-enter new Password:******** passwd: password successfully changed for me
環境変数の設定:
パスなどのユーザーの環境変数はbashの場合、ユーザーのディレクトリ直下の " .bash_profile " で設定する。 ユーザー me でログインして、新規ファイル .bash_profile をviで作成する。
$ vi .bash_prifile
PATHなど、以下の内容を記述して保存する。
PATH=/usr/local/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin PATH=$PATH:/usr/ucb:/usr/ccs/bin:/usr/local/mysql/bin PATH=$PATH:/usr/local/pgsql/bin:/usr/local/fml.domain.com PATH=$PATH:/usr/openwin/bin:/etc:. MANPATH=/usr/man:/usr/share/man:/usr/openwin/share/man:/usr/sfw/man MANPATH=$MANPATH:/usr/local/man:/usr/local/share/man MANPATH=$MANPATH:/usr/local/apache2/man:/usr/local/ssl/man MANPATH=$MANPATH:/usr/local/samba/man:/usr/local/squid/man MANPATH=$MANPATH:/usr/local/pgsql/man:/usr/local/mysql/man MANPATH=$MANPATH:/usr/local/fml-domain.com/doc/man JLESSCHARSET=japanese EDITOR=vi CC=gcc LD_LIBRARY=/usr/local/lib:/usr/lib:/lib:/etc/lib LDFLAGS=-L/usr/local/lib POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib PGDATA=$POSTGRES_HOME/data export PATH MANPATH JLESSCHARSET EDITOR CC LD_LIBRARY LDFLAGS POSTGRES_HOME PGLIB PGDATA
リゾルバ(参照DNS)の設定:
/etc/resolv.confをviで新規作成する。
# vi /etc/resolv.conf
以下の内容を記述して保存終了する。
domain domain.com nameserver 192.168.x.x
nsswitch.confの設定:
Solarisはデフォルトでは名前解決は、/etc/hosts ファイルの内容だけで行うようになっているので、 DNSも参照するように設定する。/etc/nsswitch.conf をviで開く。
# vi /etc/nsswitch.conf
hots:の部分を以下のように書き換えて保存する。
hosts: files dns
デフォルト・ゲートウェイの設定:
OSインストール時に指定している場合は特に必要はない(Solaris8以前は設定する必要があった)。 Default GWは /etc/defaultrouter に記述されている。
各種ディレクトリの準備:
/usr/local は /opt/local のシンボリックリンクとする。
# cd /opt # mkdir local # ln -s /opt/local /usr/local
その他、ディレクトリを準備しておく。
# mkdir /opt/pkg # mkdir /opt/src # chmod 777 /opt/src
デスクトップの無効化
基本的にネットワーク上のWinodwsマシンのTeraTermなどのTelnetソフトからサーバーは管理する ので、一通りのOS周りのインストールが済んだら、CDEなどのGUI環境は全く必要なくなる。 (GUIはCPUもメモリもそれなりに消費してしまうので、サーバー用途のSolarisでは、無効化する のが常套だと思う)
# /usr/dt/bin/dtconfig -d
suコマンドの制限
suコマンドを使用できるユーザーを制限する。(ログイン権限を持っていて、suを使えるユーザーと、 suを使えないユーザーを分ける。) wheelグループを追加する。
# groupadd wheel
viでgroupファイルを開く。
# vi /etc/group
以下のようにsuの使用を許可するユーザー(以下の場合、meとyouとfriend)をwheelに追加して、保存する。
wheel::106:me,you,friend
suコマンドのグループを変更する。
# chgrp wheel /usr/bin/su /usr/local/bin/su
suコマンドの実行権限を変更する。
# chmod 4750 /usr/bin/su /usr/local/bin/su